花ごよみ

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MW-ムウ-

2009-07-09 | 映画

手塚治虫の作品MW(ムウ)を映画化。

過去の凄惨な事件の復讐(ふくしゅう)のため、
悪魔の心を持つに至った主人公、
結城美智雄を玉木宏が演じます。



同じ事件を共有する幼なじみの神父、
賀来裕太郎には、山田孝之。



監督は岩本仁志。


16年前の悪夢に関係した「MW」の謎、
その謎を追い求め、
最終的に自分の手中に収めた,
結城(玉木宏)の目的は?

テレビ版の「MW-ムウ-第0章」を見ました。
これはあまり記憶に残らないドラマ、
ちょっぴり映画も不安、
でも映画は楽しめました。

結城美智雄(玉木宏)の心には
正義のひとかけらも残っていない。

命の尊厳など全く心に持ち合わせていない、
人間の心を持たない人物。
救いがありません。

でもその深く暗い心の闇には
理由が存在したのです。

ラストに向かい、少しでもいい方向には
行かないものだろうかと見ていましたが
どんどん悪い方向に突き進み、
終わってしましました。

映画はスリル感もあって、
目が離せない展開でしたが
結構後味は重くて暗くて。。。

 

玉木宏の冷酷な悪役、
山田孝之の心の葛藤、
苦悩に満ちた表情、
キャストティングは、よかったです。
でもかなり心に痛い映画でした。

エンドロールは邦画の常とは違いローマ字。
いつもの漢字で書かれたものは、
読まなくても、目で追うだけで、
名前が判別出来るものだなと、
再認識しました。






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2 コメント

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心が辛い映画 (平安人(2))
2009-07-10 06:06:30
おはようございます~♪
 kazuさんは本当に映画がお好きですね
感心しながら、ストーリーと感想を読ませて頂きました
丁寧な説明に少しだけ見に行った気分です

「山田孝之の心の葛藤、
苦悩に満ちた表情」これは可哀そうで辛いです。そして、結論が出ました。
見に行かんとこ
”心に痛い”のは何時までも残りますね
エンドロールの話、ローマ字で書かれたのと漢字との差、これはよ~く解りました。
 kazuさんが仰るとおり、スペルを一文字づつ読んでしまいますね
こんなコメントでごめんなさい
 
返信する
平安人(2)さんへ☆ (kazu)
2009-07-10 22:44:18
こんばんは~!

映画好きですよ。
映画で現実逃避が好きなんです(笑)
でもやっぱり楽しく帰途につける
作品がいいですね。
エンドロール、ローマ字で
読むのが面倒でした。

”笑のギャラリー”
いい作品、癒される作品が
沢山あるんですね。
返信する

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