大恐慌時代の人々に希望を与えた
ボクサー、ジム・ブラドックの半生を
感動的につづる……
ラッセル・クロウは
映画によって顔、体型が違っています。
(インサイダー)、(ビューティフルマインド)、
等ではふっくらしていたのに
この映画ではシャープな顔でした。
体重のコントロールがさすがプロです。
レネー・セルヴィガーは表情豊かで、
くしゃっとした声も魅力的です。
家族の幸福のためがんばる父親が、
いつの間にか全米のヒーロー、
シンデレラボーイになっていたという実話。
家族愛がテーマなんだけどやっぱり見所は
なんと言ってもボクシングでした。
ボクシングの試合のシーン、
結果が予想できるのに
見ていてハラハラ、両手を握りしめ、
前に乗り出してしまう、
早く終わってー、と思ってしまいました。
パンチを受けて顔面が崩れ、血を流し、歯も折って、
思いっきり本気、本物。。
スゴイです。
すさまじく強く激しいパンチの応酬の
ボクシングの試合を観戦してきて
ドーンと疲れてしまった感じの映画でした。
試合結果はほぼ想像できるのに
それでもドキドキ。。。
もし先が読めない話だったら
怖くって画面を見ていられなかっただろう。
ボクシングのシーンの印象が強すぎて
家族愛がテーマだってことを
忘れさせてしまうほどでした。