花ごよみ

映画、本、写真など・

連理の枝

2006-04-16 | 映画

“連理の枝”とは漢詩の一節で
二本の樹がお互いの枝を絡ませ合い、
まるで一本の樹のように 
成長した姿をいうのだそうです。

二人の想いのように、
一つに溶け合う、
永遠の愛。

残された時間はあとわずか。
青年実業家と最後の恋をするチェ・ジウ。
涙のヒロインを映画で演じることは 
初めてということです。 

共演はチョ・ハンソン。
(この人、背が高い!!) 
残りわずかな限られた時を 
幸せに過ごしたい…。 
 
前半はとてもコミカル、
後半は切なくて悲しく、 
最後は少しびっくり。 

似たもの同士・・・なるほど。

予想通りの展開プラスおまけになったけど 
雑念なく笑えて泣ける映画です。

きっちりと、映画のねらい通りに泣かせてくれました。 

韓国ドラマはそれ程には見ていないし、 
俳優の名前も少ししか知りませんが、 
この映画は正当派韓国式メロドラマなんでしょうね。
 
初めから分かり切った内容で、
敷かれたレールの上にのせられて、
何も考えずに笑えて泣けたら 
それはそれでいいと思います。

むずかしいことは何も考えない、 
単純明快な映画もあっていいと思いました。
 
タダ券で行ったんですが、
結構楽しめました。 

他の上映されていた映画は、すでに観ているか、
満員で入れなかったのですが…。
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三色すみれ

2006-04-16 | 水彩画
 
パンジーとも呼ばれ、
色々な大きさ、多彩な色彩、
愛らしい花です。 

花が顔の様に見えるのもあります。 

  
これは今咲いている三色すみれです。
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容疑者Xの献身 (東野 圭吾)

2006-04-14 | 本 な、は行(作家)
 
運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。 

これほど深い愛情に、 
これまで出会ったことがなかった。 
いやそもそも、この世に存在することすら知らなかった。

男がどこまで深く女を愛せるものか。 
どれほど大きな犠牲を払えるものか――。
           
                        装丁帯より
……………………………………………………………………

「容疑者X」の究極の純愛、 
天才が考え出したトリック。

自分を無にして愛する人のために生きる。
[白夜行]を思い起こさせる作品でした。

推理小説としては想定外の真実が分かったとき、
そのトリックには驚きました。 

彼女たち(母娘)=崇高なるものには
関われるだけでも幸せ。
生きる喜びを与えてくれた
母娘を助けるのは当然のこと。 

崇高なるもの、美しいものへの献身を 
数学の問題を解くのと同等の価値を見いだすという、
主人公の自己犠牲の献身のありかたは、
あまりにも、悲しい自己満足から成り立っている気がする。 

読者の目から見るとヒロインは 
普通の女性の様に感じてしまう。  
また作者もそういう描き方をしている。
なのにそこまで崇高さを感じ、愛せるとは……。 
 
彼女が幸福になることだけを祈る
一方通行の恋。 
余計にむなしさを感じてしまいます。 

愛のためならなにをしても……。 
何となく心にひっかかりを感じるが…。

救いはラストの親子の行動によって
完遂不可能になったこと。
ラストはこうするほかには仕方がないのかも。 

[さまよう刃]と同じように 
後を引きずるラストでした。


主人公の最後の慟哭は、
やりきれなく、切ないです。 

読み応えのある小説でした。 
究極の純愛、そしてミステリーとして、
いつまでも心に残るだろうと 
思わせる作品でした。


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ツツジ…?

2006-04-14 | 家の植物たち

ツツジだと思いますが…。 

どういう種類か分かりませんが、
きっと早咲きなのでしょうね。 
毎年、今頃咲き始めます。

ヒラヒラとした花びらが可愛いです。
 
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タイフーン/TYPHOON 

2006-04-13 | 映画
 
「北」から脱出を計るが「南」では受け入れ拒否。 
そして、生き残ったのは姉と弟だけ。

怨恨、復讐のため、テロリストとして生きるシン(チャン・ドンゴン)。
阻止を図る将校カン・セジョン(イ・ジョンジェ)。

朝鮮半島の悲劇。  
 
主人公チャン・ドンゴンのテロ計画。
将校カン・セジョン(イ・ジョンジェ)の 
シン(チャン・ドンゴン)に対する心の揺れ。 
姉弟の悲惨な運命。 
迫力のあるアクションシーンなど、
盛りだくさんな内容。

チャン・ドンゴンの充血した目。
野性味たっぷりの容貌。

対するイ・ジョンジェは 
外見も心もチャン・ドンゴンとは対照的で、
国を愛し、曇りのないまっすぐな生き方。 
 
核廃棄物をつけた風船を、
台風を利用して、朝鮮半島にって…?? 


お姉さんが出てきた頃からうるうるしぱなっし。

時代の境目ゆえ、
残酷で悲しすぎる運命に 
翻弄された姉と弟。

穏やかな顔が印象的なシン(チャン・ドンゴン)と 
姉とのラストシーン。
 
派手なアクションシーンに目がいきがちですが、
深い内容の悲しい人間ドラマでした。

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寝ずの番

2006-04-13 | 映画
 
中島らも原作。 

上方落語界の重鎮 笑満亭橋鶴、1番弟子の橋次、 
橋鶴の妻の志津子の3連続のお通夜。
 
(寝ずの番)お通夜に集まった弟子達の
無礼講な夜に繰り広げる思い出や爆笑エピソード。 

豪華キャストがつづる人情喜劇。 

マキノ映画史100年記念年に
マキノ雅彦監督誕生!!


面白い場面もたくさんあるけど、
下ネタ、オンパレードでちょっと食傷気味。

落語の世界では伝統文化として 
こういうのもあるんでしょうね。 
 
構成は面白いし俳優も熱演しているのだが…  
 
翔んでる映画!!って感じですが…。 

人を笑わせるのって難しいと思いました。
素直に笑えない。
一生懸命笑わそうとはしているのだが・・・ 

演じている俳優もとっても楽しそう。
でも自分には受けなかった。 
置いていかれました。

あんな猥談好きの人達の 
話の輪には入りたくないです(笑) 

この映画の応援団としての
弔問客の豪華さ。
 
もらってきたチラシ(マキノ監督応援団結成!
みんなで観ようシュプレヒコール!)
にもマキノ監督(津川雅彦)の、
人脈のほどが伺えました。
 
          
                 (こちらは試写会で) 
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二条城

2006-04-11 | 古寺(花など)
                    
(京都市中京区) 

地下鉄東山から二条城前へ。
駅からすぐの所に二条城があります。

城内一帯が桜の苑。 

特に八重紅枝垂は見事!! 
その大きさと美しさに圧倒されます。
空から降ってくるピンクの雨。 
 


  

  
  
 
  
 
 
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神宮通からの桜

2006-04-11 | 神社、神宮
 
平安神宮に通じる神宮通を
左右に横切る琵琶湖疏水。 

疏水沿い咲く桜、桜、桜…。 

 

 雨の慶流橋。
 

神宮通の西、白川沿い。
ここにも桜がいっぱい!! 
この道から地下鉄東山駅へ。
 
 
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平安神宮

2006-04-10 | 神社、神宮
                      
(京都市左京区)

 せっかく京都まで来たのだから、 
どこにも行かずに帰るのはもったいないので
雨の中、平安神宮まで行ってきました。
 
悪天候の中、それでも多く花見客がいました。

 

 

平安神宮の神苑、
紅しだれ桜が今、満開…。

  

 
 
  

  
  
紅しだれ桜が池の水面に映り、
うっとりするほど美しい……。 

 

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椿

2006-04-10 | 水彩画

 
画像クリックで拡大します。

深紅の椿、凛としたたたずまいが美しい。 
 
今、少し遅れて椿が満開です。
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