鯨の生態を撮ったBBCのドキュメンタリーを見ていたらライトホエールと聞こえましたが "light whale" か "right whale" か聴き取れません。"r" と "l" の発音を耳では区別できないのでいつもは文脈で判断しているのですが、この場合はお手上げです。後で調べると "right whale" がセミ鯨あるいは北極鯨である事が分かりました。
"r" と "l" の区別が難しいのは私だけでは無い様です。以前元同時通訳の村松増美さんからネイティブスピーカーでも "r" と "l" の区別を誤ることがある証拠を聞いているのです。それは "The Pirate of Penzannce" と言うオペラがあり、主人公の乳母が主人公の父から主人公を航海士(pilot)の奉公に行かせると言ったのを海賊(pirate)に奉公させろと聞き違え、"His father had wanted him to be apperanticed to a pirate, when, in fact, he had actually said pilot"、その主人公が海賊の修業の年季明けとなる場面からオペラは始まるのです。これこそ英語の母国人でも "r" と "l" の区別を聞き違える証拠ですね。そうです、"r" と "l" の区別が苦手な方も余り気にしない方が良いですよ、"r" と "l" の区別が苦手は私でもTOEICのリスニングは全く問題ありませんでしたから。
でもやはり、区別できる事に越したことはないですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます