深夜、大学生の息子の呼び声に目を覚ました。こんな時間に何事と、目をこすりながら息子の部屋へ駆けつけた。息子はパソコンのインターネット画面に向かって喜々としている。
「お母さんの書いたエッセーが載っている」
一瞬目を疑ったが、本当だった。「女の気持ち」はインターネットにも収録されていることを知って意欲が倍増した。ネット上では読者のコメントも寄せられ、メディアがグッと身近に感じられた。思わぬことだった。
先日、朗読の勉強をしている友に会った。小さな録音機を手にしていた。大切な物を取り扱うように録音機はテープルに置かれた。3年前に掲載された「女の気持ち」の作品がその録音機から流れた。インターネットに載っていたのと同じ作品だった。
読み手は俳優を目指している方で、会の中で一番上手と言われている人だった。私の作品が教材になり、話題になったことも聞かされた。
この夏、私への一番の贈り物は、時を超えて甦ってきた本欄掲載の「旅する指輪」だった。
福岡市宇美町 福島雪路(62) 2010/8/31 女の気持ち欄掲載
「お母さんの書いたエッセーが載っている」
一瞬目を疑ったが、本当だった。「女の気持ち」はインターネットにも収録されていることを知って意欲が倍増した。ネット上では読者のコメントも寄せられ、メディアがグッと身近に感じられた。思わぬことだった。
先日、朗読の勉強をしている友に会った。小さな録音機を手にしていた。大切な物を取り扱うように録音機はテープルに置かれた。3年前に掲載された「女の気持ち」の作品がその録音機から流れた。インターネットに載っていたのと同じ作品だった。
読み手は俳優を目指している方で、会の中で一番上手と言われている人だった。私の作品が教材になり、話題になったことも聞かされた。
この夏、私への一番の贈り物は、時を超えて甦ってきた本欄掲載の「旅する指輪」だった。
福岡市宇美町 福島雪路(62) 2010/8/31 女の気持ち欄掲載