「午前10時の映画祭」が首都圏で始まったのは、平成22年。鹿児島で開始された頃は、土日を含め午前中に映画館に行くこと自体難しい勤務体制だった。その後は、新作映画は積極的に観るが、旧作はせいぜい数本程度。昨年4月に第10シリーズの1作目「未知との遭遇」を観たが、今回で一旦終了すると知った。できる限りもれなく観ようという気になり、パートの仕事のない日は、家事や休養より映画を優先。20世紀の名作を改めて鑑賞した。これまで観てこなかった作品も半数近くある。
終了まであと一本。コンプリートも目前である。
鹿児島市 本山るみ子(67) 2020/3/26 毎日新聞鹿児島版掲載