セリーグCS、ドラゴンズはあと一つの勝利で日本シリーズに進出、ロッテと対戦。
「今日勝つ」と営業的には落合監督が経営者から「恐喝」される。3試合分の儲けが消えて無くなるからである。政治と金の問題、その視点なら中日監督は現代の政治家失格。勝利に徹し、無駄が無い。
打撃ホームを酷評した金田400勝投手に対する怨念が古巣・ロッテに勝利する執念に変わり日本一。
新聞社の記者を無視するから社主が怒って . . . 本文を読む
落合中日、準々決勝のペナントレースに勝利。CSの準決勝、日本シリーズの決勝戦で日本一。
9月7日、一塁悪送球。ピンチを招いた遊撃守備の乱れ、内野が集まるマウンドへ足を運んだ落合監督から「代わるか?」直々の叱責。顔面蒼白、一歩後退。一番ショート荒木。
翌日は大活躍、大勝した。
「僕だって、男ですからね。きょうは元気溌剌、思い切りプレーします。見ててください」
共に檄を聞いた三番サード森野、頭 . . . 本文を読む
古本屋にちょくちょく行く。ブックオフの様な大手の業者ではない。旧市街の長い歴史のある店。面白い本に遭遇した。
今年の5月の新刊・定価724円が200円。読んで嫌いだから直ぐに売却したのだろう。
テリー伊藤著「なぜ日本人は落合博満が嫌いか?」
中日監督を礼賛する書籍。
子曰、君子和而不同、小人同而不和
「仲良しクラブで、優勝できて、三冠王になれればそうするよ。そんな訳ないだろう」
プロ野 . . . 本文を読む
集団行動を嫌い、派閥に所属せず、自らも作らず、生来孤独を好む気質。損得勘定で動かない武士、俺流の落合博満ドラゴンズ監督はコラム「読む野球」で語る。
親善試合で、大量リードの日本が盗塁やセーフティーバントした時、米国投手は故意に次打者に死球を与えた。小細工は禁物の暗黙の了解はトラウマ。
日本野球はゲームセットまで創意工夫、奮励努力して可能な限り得点し勝利を確実にする。
獲物を取り逃がしたら、早 . . . 本文を読む
中村紀洋が同点の9回、巨人守護神のクルーンからバックスクリーン右へ決勝の24号3ランを打ち込み 中日がクライマックスシリーズ進出を決めた。
「おまえの持ち味を出せ。自分の打ち方をすればいい。高めを狙え」
入団以来始めて打席に入る前に、落合監督から耳打ちされた言葉である。雑念が消え、力が抜けて、バットが走ったという。
風来坊の評論家時代の俺の落合博満とおまえの中村紀洋はある意味で師弟関係にあっ . . . 本文を読む
「仲良しクラブで、優勝できて、三冠王になれればそうするよ。そんな訳ないだろう」独学で打撃技術を開拓した落合博満が現役野球選手の時の言葉である。俺流は、落合が独学で厳しい野球の練習に耐え研究獲得した、人生哲学を表現する言葉である。禅の坊主が、伝統の規範の環境下で、自分の内面を見つめる厳しい修行で自身をいじめ、余分なものを削ぎ落とした末に到達した人生観が俺流の悟りである。落合が野球監督となり、禅僧が阿 . . . 本文を読む