自宅の庭に農園を造った。以前は高麗芝であった。定年になり職を変わって大幅な給料ダウンと成った時に、食える野菜を作ろうと思い立ち、芝生を剥ぎ取った。
今年は聖護院蕪を育て、京都名物の千枚漬を造ろうと思う。種を蒔いて、2ヶ月程になる。個体によって生育状況がばらばらであるが、工場製品でないので当然である。菓子工場で均質な商品を製造していたから、最初は不揃いが気になった。ばらばらが許される世界は疲れない . . . 本文を読む
春から飯田市ワーキングホリディに参加している。座光寺の果樹園を手伝いながら、山村の生活体験をすることが出来る。寝食は農家が面倒を見てくれる。財布は要らない。純粋な奉仕活動であるから、労使関係は存在しない。親子関係である。
還暦で子供に戻った人間には好都合な人間関係である。共に労働して食料を生産して、分け合って食べるという人間の基本の生き方である。単純明快なシンプルライフだ。果樹園で終日遊ばしても . . . 本文を読む