風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

貧乏人は麦を食え 366号

2008年09月18日 14時35分26秒 | 随想
江戸時代は年貢米として上納し農民は貧乏だった。米だけの飯は神饌的な意味から祝祭時に食べた。明治以降は大麦に米を混ぜて炊いて食べることが多くなったが、臭くて不味く、貧民や囚人(臭い飯)の食事であった。 戦後から復興途上の1950年、農家の所得を向上させる為に生産者米価を値上げ、麦価を据え置く政策を、池田勇人大蔵大臣が提案した。都市で俸給生活をする集団は消費者米価の値上げを警戒していた。その時の国会 . . . 本文を読む

ゴルフ三昧より農作業 365号

2008年09月18日 09時04分20秒 | 随想
学校の同窓生からゴルフのお誘いが頻繁にあるが、気が進まない。昔は接待ゴルフや、親睦ゴルフで付き合ったが、現在は興味が無く、果樹園の農作業を手伝うことを愉しんでいる。 モグラの穴にボールを入れるイギリス発祥の貴族・紳士のゴルフは二名のゴルファーがホール毎の勝負を競うマッチプレーであった。産業革命の工業化が進み大衆スポーツになると、規定の打数を定めるルールが出来た。 規定打数がパー、マイナスの一が . . . 本文を読む