霜月は干柿 2014年10月31日 06時57分49秒 | 随想 神無月が終わり神有月を迎える。霜月は干柿の季節到来、請われて皮むきの援農に出掛ける。南信州の元善光寺のある座光寺の果樹農家で八回目になる。 終日、機械に柿を一個ずつ載せる単純作業を長時間継続する労働は只管座り続ける座禅と同じ。 総量十二トン、十二日なら一日一トン、皮を除去し乾燥すると二割五分の重量に減少するから三トンの商品が完成する。 市田柿一個百グラムとすると一日一トンは1万個、二台の機械 . . . 本文を読む