規制強化の社会 2020年04月08日 09時00分19秒 | 随想 働けど働けどなお我が暮らし楽にならざりじっと手を見る、自然相手の農民の心情を語る石川啄木の嘆きなのだろう。 「幸運を得たい」と願う感情が芽生えるのは人間の心理で射幸心と言われる。そこから発生するのが「なんか偉大な存在」に祈る行為で農民の宗教心だろう。 人間相手では「幸運によって他人よりも幸せに恵まれたい」なる競争社会に変質し、モノで栄えて心が荒み、他人の不幸は蜜の味の悪魔の心が蔓延する。 射 . . . 本文を読む