ななつぼし・あきたこまち・秋のきらめき・東北194号・山形112号、鉄道愛好家は列車の愛称と思うだろう。
きぬむすめ・つや姫・ひとめぼれ、女性を愛する男は興奮するだろう。
元気づくし・森のくまさん・くまさんの力、保育士の好む言葉。
山形・福島・栃木・新潟・富山・福井・山梨・長野・岐阜・三重・京都・兵庫・佐賀のコシヒカリ
北海道のななつぼし・ゆめぴりか
秋田のあきたこまち
山形のはえぬき
山形・岩手・宮城・福島のひとめぼれ
山形・宮城と島根のつや姫
栃木のなすひかり
鳥取のきぬむすめ
香川のおいでまい
奈良・愛媛・熊本のヒノヒカリ
福岡の元気づくし
佐賀のさがびより
熊本の森のくまさん・くまさんの力
鹿児島のあきほなみ。
平成26年の日本の特A米と呼ばれる産地品種銘柄の16種はコシヒカリとササニシキを親として交配を繰り返し誕生したが、ササニシキは時の流れで淘汰された。
今年の秋には、青森の青天の霹靂・宮城の東北194号・秋田の秋のきらめき・つぶぞろいが加わり、ほどなく山形112号・新潟の新之助が加わる。
昭和の日本人が年間60キロ食べていた米が平成の今は20キロの消費に落ち込んでいる。
古き良き昭和を志向する高度経済成長時代の老兵は美味い日本の米を鱈腹食べ死なず、経済一辺倒の物欲社会からただ消え去るのみ。