風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

さらばだ、餘部鉄橋 818号

2010年01月11日 02時12分46秒 | 田舎鉄道
山より山に架け渡し 美空の虹か桟か 百有余尺の中空に 雲をつらぬく鉄の橋

鉄道唱歌山陰版の餘部橋梁である。

100年前の長さ310m、高さ41m、11基の橋脚の総工費33万円のトレッスル橋。

総事業費30億円、4基の橋脚のPCラーメン橋が新造され完成するが、この程度のモノは全国津々浦々にある。

日本一の巨大鉄橋、冬の日本海の強風で立ち往生、転落事故の悲劇の歴史、その慰霊碑、諸々の要因の相乗効果が観光名所にする。

建設中止の八ッ場ダムの湖上橋。完成させたら並みの橋、未完成なら人間の物欲の愚かさの象徴として観光客が押し寄せる。傍らには福田・中曽根・小渕・福田の慰霊碑が立ち並び、前原大臣の銅像が笑っていたりする。

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