風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

旅は中道

2018年06月10日 12時18分47秒 | 随想

札幌始発の特急宗谷で12時40分に稚内に着いた。
「次の列車に乗りますか」「乗らない」
「宗谷岬行のバスは13時20分発です」「乗らない」

釧路始発の快速ノサップで13時22分に根室に着いた。 
「次の列車に乗りますか」「乗らない」
「ノサップ行のバスは13時45分発です」「乗らない」

パック旅行でなく、普通の旅人の目的は最端駅到達か最端岬訪問の二極化が普通。

稚内では次の列車は21分後の特急サロベツ、その次は4時間6分後の特急宗谷、根室の次の列車は11分後の普通、その次は2時間47分後の普通。

稚内ではノシャップ岬から利尻富士を見て、街の南にある最北弘法の真言寺を参拝、根室では駅東の明治公園と駅西の清隆寺の満開の千島桜を鑑賞した。

多数の意見に従わない人種は時の総理から「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と非難されるが、意に介さず我が道を行く。


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