釈迦の教えは南方の上座部、北伝の大乗仏教。中国を経由して日本に伝来花開く。奈良・平安・鎌倉仏教を経て、伝統宗教の十三宗五十六派。
二所ノ関・立浪の不知火型、出羽海・高砂・時津風の雲竜型の土俵入り横綱を頂点とする大相撲は五大一門五十二部屋。日本古来の祭祀で、伝統武芸の哲学の実践である。
農耕民族の自然に対する畏敬の念、感謝の気持ちの表現である形が無視され、勝負優先の格闘技になった。食うか食われるか・弱肉強食の動物相手の草原の民と心情が違う。
心・技・体の順番で心が最重要である。相手と戦うのでなく、自分と闘う禅。大僧正の境地が横綱で社会から尊敬される。
朝青龍は勝負に勝ったが、自分に負けた。