風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

野生の叫び声 780号

2009年12月12日 13時27分09秒 | 随想
厚木市の荻野村にあった山中藩のイベントが好評で料理が不足した。当時は菜食が主流で肉食は敬遠された。苦肉の策がイノシシ肉の味噌漬けだった。その歴史が養豚に発展した。

文明開化で横浜の外人客に送られた相模豚。伝統の波多野のとん漬が横浜の兄貴のお歳暮。

市田柿の援農先の主人も豚肉を勧める。郊外にある東洋のチロル・遠山郷は狩猟と山肉加工を代々続けてきた老舗の肉屋がある。

西洋の品種を導入した豚が旨いと実感できるのは硬いイノシシ肉の牡丹鍋を頂いた後である。高座豚の美味しい食生活に有難いと感謝し暴飲暴食を反省、腹八分目の謙虚な古き良き日本人に回帰できる。

豚の祖先はオレ・オレと野生の叫びが聞こえる。詐欺ではない。

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