裁判員制度で死刑、少年の死刑、裁判員の決定過程の苦悩が美談として報道される。
国政選挙の国会議員が決めた法律、その法で教育され、試験選抜され、訓練された優秀な人間の立件役の検事、悪党の味方の弁護役、両者の小説から真実を見抜く裁判官の合議で人を殺す民主裁判。
裁判員制度は法曹専門家の自信喪失・責任回避の印象。国家免許の旅客機の副操縦士を素人に任せる航空会社は敬遠する。
人が人の命を奪うことに苦悩する裁判員の辞退を容易に認めず、罰則によって義務づけ、国民に物心両面にわたる負担を強いる拷問。
裁判員に選ばれる確率は67分の1、宝くじより当選し易い。
法律に無知な国民目線なら私刑じゃないだろうか。