高速道路の収受員の私は、連続25時間の勤務明けの正午から名古屋伏見の演歌歌手東二朗のカラオケパブ"スターハウス"で演歌カラオケを楽しんだ。仕事仲間の"演歌で宴会"という月一回の例会である。3年間続いている。焼酎を飲んで、昼食を食べ、3曲を気分良く歌わせていただいた。プロ仕様の装置なので、音響効果は抜群である。二朗先生から教えていただくことは、極めて簡単なことである。会話している感じで、リズムに乗ること。メロディーは脳みそが覚えているから自然に出てくる。毎回同じである。その事を実践することは難しい。人は他人に負けたくない、上手く歌いたい、先生に褒められたい、仲間の尊敬を得たいなど利己的な欲望でいっぱいである。だから楽譜の音符を正確に歌おうとする。すると喉で歌ってしまう。それでは仲間の8人に感動を与えられない。演歌は無我夢中で、詞の情景を表現することだ。原曲を聞き、歌うことを、100回も200回も繰り返さないといけない。心で歌わなくてはならない。自分が演歌を楽しまなければならない。結局は人間を磨かなくてはならない。だから難しいのである。
二朗先生の"だいぶ上手くなりましてね”との褒め言葉で、軽薄な私が"これからはノーギャラでは歌えませんね"とボケたら、助教授の健さんが"それなら金払って歌えよ"とのツッコミである。仲間の8人は大笑いしている。漫才を勉強に来たのではない。このやり取りは楽しい。人間あくまで謙虚でなくてはならない。深く反省している。そしてより高いレベルをめざしたい。有意義な3時間であった。来月の例会を楽しみにしている。
二朗先生の"だいぶ上手くなりましてね”との褒め言葉で、軽薄な私が"これからはノーギャラでは歌えませんね"とボケたら、助教授の健さんが"それなら金払って歌えよ"とのツッコミである。仲間の8人は大笑いしている。漫才を勉強に来たのではない。このやり取りは楽しい。人間あくまで謙虚でなくてはならない。深く反省している。そしてより高いレベルをめざしたい。有意義な3時間であった。来月の例会を楽しみにしている。