風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

葬式のグローバルスタンダード 953号

2010年04月07日 00時47分34秒 | 随想
桜満開の葬式に参列させて頂いた。資産家の98歳の大往生。

生前の活動が青少年に私財を寄付する教育活動だった。近くにキリスト教系の学校があり、地縁から応援する。

奈良西の京の薬師寺管長・高田好胤師とも懇意にし、伴侶の葬式は仏式だった。古典的な解釈なら故人は仏教徒だろう。江戸時代の檀家制度を尊重するならば檀那寺があるだろう。

遺族が仕切った葬式は大学の礼拝堂でのミサだった。

木魚の伴奏のお経の替わりに、巨大なパイプオルガンの響きに合わせる聖歌隊のエンジェルの歌声が漂う。

キリスト教は荘厳にして簡素、禅に通ずる。西洋物欲科学主義に懐疑的だったが、地球人の心は皆同じである事を伯母に学ばせて頂いた。ご冥福を祈る。

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