岡崎城の北方の郊外の聖徳太子の創建になる三河で一番古い天台宗の真福寺は竹膳料理で有名で大型バスが昼食に数十台到着しても観光客の胃袋に筍を送り込む能力がある。
竹のお盆、竹の食器、竹の箸、食材は筍、竹の部位の特性を勘案した精進料理の膳。
たまたま近くに群生する竹の生命力の旺盛さに悩まされる僧侶が竹林の美化と食材確保の一挙両得。
自然の恵美である竹の可能性をとことん引き出す工夫に真の幸福が芽生えるのだろう。
正座して高僧の難解な法話を長時間拝聴するよりも、美味な筍料理で腹を飽和させる事に仏道を学ぶのである。花より団子、好きな諺。
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