風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

神鶏を食らう

2019年08月10日 10時59分47秒 | 随想

正月には近鉄特急「しまかぜ」に乗車した序に伊勢神宮を参拝した。

四月には国宝松江城と足立美術館の訪問序に出雲大社を参拝した。

先日は頂戴した「あつた蓬莱軒」の食事券を持参して「ひつまぶし」を食した序に熱田神宮を参拝した。

今年は神ってる。

世間では仏ほっとけ神かまうなが蔓延し、経済優先、モノで栄えて心が荒んでいる。

天照大御神の三種の神器の鏡がお伊勢さん、剣が熱田さんの御神体、女神だから鰹木は偶数の10本、千木の先端は水平に削がれてる。

天津神の女神に国を譲った男一匹・大国主大神の出雲大社は鰹木3本、千木の先端は垂直に削がれる。

熱田さんの境内には鶏が闊歩する。天岩戸に神隠れ、闇が支配する世間、コケコッコーの鳴き声で岩戸を開き天照大御神が現れ、数多を照らす光が戻った。鶏は一切有情の恩人で神である。

そんな訳で人間は神鶏を名古屋コーチンなる名称の土産菓子にして熱田さんの名物と為し商売繁盛する。


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