風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

1500円の500円

2015年05月03日 21時21分21秒 | 随想

独立行政法人なる団体がある。国が全面的に関与する必要性は薄く、されど民間に任せるのは問題がある事業の受け皿である。

その一つが昔の大蔵省改め財務省印刷局や造幣局の紙幣や貨幣を製造する部署で、今は独法国立印刷局と独法造幣局になっている。

国の完全下請けだった時代から、ある程度の自発的営業活動が可能になり、新幹線鉄道開業50周年記念の額面が千円の銀貨に高度の細工を施し8300円で販売する。

同時に百円硬貨を5種類製造し、財務省に納品し銀行で等価交換し市場に放出した。その他に各種30万枚をセットにし1500円で販売した。包装代が1000円の勘定。

財務省の納品価格は25円程、差額75円と包装代金の使途が国税の削減に貢献するなら、1000円余分に払って購入した500円は大変な価値がある。


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