俊足のウサギと鈍足のカメの競走でカメが勝利する話、弘法も筆の誤り、サルも木から落ちる、視点を変えれば占子のウサギ、棚から牡丹餅、ツルは千年カメは万年ウサギは何年生きられるだろう。
俊足を自慢する新幹線が鈍足の在来線に負ける話がある。
大垣を22時49分発のムーンライトながら、東京に朝5時5分に到着する。新幹線がどう頑張っても勝ち目がない。
出雲市18時51分発、高松21時26分発のサンライズは東京着7時8分着、東北新幹線のなすの252号だけが7時4分に到着する。
新幹線も眠る丑三つ時、懸命に走る夜汽車、日の目を見る時がきっと来る。