死の恐怖に対する安全保障が生命保険だろうか、滅多に顔を出さない担当者が退職したのだろう、新任の美人女性が訪ねてきた。契約内容の確認説明と言うが現状偵察だろう。
うちの大蔵省は不在で応対した。
同じ保険料でオイラが死ねば62歳までは2000万だったが、その後は400万円に大暴落、悪性新生物・急性心筋梗塞・脳卒中なら100万円がボーナス、有効期限は80才。
しかし保険金は無いも同然、オイラは死んでいる。三途の川のフェリー代の六文銭があればいい。
葬式代を残して後は使ってしまう方法もあると鬼嫁が怒り狂うだろう発言をする。
極楽に往生する人間に寄り添う発想、若年ながらよくできた人物の様だ。