
色とは仏教ではモノを意味する様だ。モノで栄えて心が荒んでいる祖国は色狂いの様相を呈する。日本人の老人も多数決の論理で色狂っている。
奈良仏教の唯識は心が物事を判断する様だが、平面を直線で区切ると図形が現れ、見る人は様々なモノを連想するのは、人の心は各人各様、千差万別だからで、錯視と言う。その事が面白いと思い、描くことが趣味になった。
西洋思想ではモノは「水兵リーベぼくの船七曲がりシップスクラークか・・・」の118元素で成り立つと考えるが、中国の五行では木火土金水、インドの五大では地水火風空の元素に対応する青・赤・白・黒・黄の五色にこだわるのは岡本太郎の影響が大きい。
色分けは粘着テープだから紙では難しいから合板を使用したが、最近は百均で小箱を見つけ、それを画材とする。六面あるから一箱で六回の楽しみは経済的である。
まん延防で外出規制、認知機能低下防止、貯蓄減少防止、退屈防止、投じた一石は様々な防止効果を生じるが、ガラクタが蓄積する事に対し、山の神は鬼になるが、人の心は多岐にわたるのだろう。