四国霊場八十八ケ所の納経帳が埋まった。墨書の中央は本尊。
観音菩薩32、薬師如来24、阿弥陀如来10、地蔵菩薩6、大日如来6、釈迦如来5、不動明王4、虚空蔵菩薩3、毘沙門天1、大通智勝仏1、合計すると92、88との差が4になる。
理由は土佐修行の道場第37番岩本寺の本尊が五体が故である。
死の苦、老病の苦、生の苦の四苦が人生、極楽の阿弥陀さん、お釈迦様、釈迦の脇時の観音様は死苦担当、お薬師さんは老病苦担当、大日如来と不動明王は生苦担当で人間の苦しみを和らげるなんて解釈する。
生老病死の抜苦は仏の行為で人間技ではない。他人を抜苦出来る人間は仏様だ。