岡崎から十七里の奥三河設楽町の蓬莱泉の関谷醸造に予約販売の純米大吟醸・空を夏と晩秋に受け取りに行くのが10年来の恒例行事。
愛知県道35号岡崎設楽線から国道257号を走ると豊川上流の寒狭川畔に三河路なる食堂が有り、夏は鮎、秋は松茸や猪鍋を頂く。最近は後継者が無く、老夫婦が電話予約の客相手に細々と営業している。更に一里ほどで酒蔵に到着する。
国道を先に進むと道の駅・アグリステーションなぐらがあり、お母さんの店なる食堂で五平餅定食を注文する。うどんと香の物でワンコイン、昼時に87番だったから、一日売り上げが数万円になるのだろ、老婆4人が調理担当。
併設の産直市場では農産物を格安販売、店員の息子が手伝っている。夏休みなのだろう。今はトウモロコシが旬。
国道153号に武節で合流すると道の駅どんぐりの里いなぶ、城祉が見えるが界隈は武田の勢力圏だった。
浜岡原電の余剰電力で揚水発電をする中部電力奥矢作第一発電所構内トンネルを借用し、関谷醸造「吟醸工房」で醸造される酒類の貯蔵、熟成に使用している。
伊勢神隧道を通過、香嵐渓の足助をバイパスで抜け、矢作川上流の巴川沿いを走れば岡崎である。