兵庫県宝塚市立小学校の5年生が校内の畑で収穫したジャガイモ50個を調理実習で「粉吹きイモ」にして食べた30人の児童のうち13人が食中毒とみられる症状を訴え、消防が医師などとともに駆けつけ病院に救急搬送した。
ジャガイモの芽の部分や光が当たって緑色になった皮の部分のソラニンという自然毒が原因らしい。
五輪の金メダルは価値があるから体育は力を入れる。しかし世界と互角に戦える体力になったのは食生活の改善だった。その基本の食育を疎かにしている象徴的事件だった。
優秀な成績で教員免許を取得しても、食育の根本を失念している。
食育の教師はジャガイモの栽培は農夫、調理は大衆食堂の料理人が適任だろう。