風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

最端岬より桜花

2018年03月23日 08時44分24秒 | 随想

弥生3月下旬には家康生誕の岡崎城下は桜祭り、卯花が咲く初旬まで続く。

桜と言えばソメイヨシノ(染井吉野)、気象庁が開花予想をして桜前線を地図に記入する。

ソメイヨシノの生育南限は種子島、北限は札幌の先の美唄市。

始発の沖縄の桜はカンヒザクラ(寒緋桜)、稚内はエゾヤマサクラ(えぞ山桜)、終着の根室ではチシマザクラ(千島桜)が代役を務める。

桜花の生涯は咲き初め・3分咲き・5分咲き・8分咲き・満開・桜吹雪の六段階、十六分の命と言うわけではなく、およそ六日程。

皐月下旬に稚内から根室を旅するが、宗谷岬より桜吹雪のエゾヤマサクラ、納沙布岬より清隆寺の満開のチシマザクラが浪漫的なのだろう。

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