梅雨であるが雨が少なく里芋畑の除草の毎日だった。雨降りだから農作業はお休み、本でも読もう。
畑が結構広いし、しっかり根を張っているから時間が掛かり、畑の除草を完了するのに十日ほど消費した。
最初に手掛けた部分で雑草が繁茂し、雨上がりの太陽を浴びて急速に成長する。
明日からまた除草の農作業が繰り返す。
同じことの繰り返しは無駄だから除草を止めれば、と助言する人がいる。
空腹になるのだからと絶食したら人間は死ぬだろう。
除草を怠ったら里芋の収穫は望めず人間は餓死するから、人類にとって崇高な行為なのだ。