日本独特のマラソンのリレー競争が駅伝、大学生の正月恒例の箱根駅伝、師走の風物詩・古都京都を走る高校生の全国高等学校駅伝競走大会は有名である。
12月16日に全国中学校駅伝大会が滋賀県野洲市の希望が丘文化公園で開催され、愛知県代表の男子の竜海中学校が25位、女子の矢作中学校が12位だったことを地元紙が報道する。
高校や大学の大会は営利企業が興味を示すが、義務教育の中学校は国が全面的に支援するのが公共性の観点から重要だろう。
金儲けに繋がらないから関心が薄い、アベノミックス優等生の態度である。
文科省が主催する、公共放送のNHKが完全中継する、そんな熱意が日本国を変える。
役人仲間の行く末を案じて努力する文科省、詭弁を弄する国会中継に時間を浪費するNHK、子育て支援に視点を移すべきだろう。
手前味噌になるが、竜海中学は我が町の学区内、矢作中学は一級河川矢作川の対岸の岡崎市で、中学教育に並々ならぬ情熱と労力を注いでいる美しい日本がある。