1964年10月にアジアで初めて開催された東京オリンピックは日本の高度経済成長の号砲だった。
「大きいことはいいことだ」の森永のテレビCMが流行し、戦後の団塊の世代の耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ己を忘れ他を利する努力が経済大国にし、巨大企業が続々誕生、モノで栄え心が荒んだ我が祖国。
2020年7月に創造性の欠如で二番煎じの巨大な東京オリンピックは経済戦争を終結させる原子爆弾になるだろうか。
大男総身に知恵が回りかね、独活の大木柱にならぬ、大きな頭に小さな知恵、最近は大企業の不祥事が連日報道される。
漁夫の利で図らずも巨大化した安倍一強の自民党の生き残りのスローガンは「小さいことはいいことだ」
巨人は経済野獣を脱し人間宣言することはいいことだ。