両親の葬儀でお世話になった寺から阿弥陀仏の極楽浄土を紹介下さった親鸞聖人に報恩感謝する法事寺巡りのスタンプラリーに参加している。
非僧非俗の人から仏法を聞くのである。
題目は「計らい」だった。
念仏をとりて信じたてまつらんとも、またすてんとも、面々の御計らいなり、聖人の言葉を唯円が文字にした歎異抄にある。
「計らい」とは裁量に任せる、好きにしな、勝手にしな、そんな意味だろう。
我を張るのが凡夫の計らい、忘己利他が仏の計らい。
弱肉強食の我欲を主張する経済野獣が勝利者の世間、そんな人種は仏の目から見れば悪人だろう。そんな線路をひた走り結果として脱線したオイラは極悪人であるが、極楽往生は決定(けつじょう)している、南無阿弥陀仏。