民主党政権の時、東日本大震災が発生し、自然の猛威に打ちのめされた時に国民を鼓舞する為にACジャパンが電波に乗せた詩。
「遊ぼう」っていうと「遊ぼう」っていう。
「ばか」っていうと「ばか」っていう。
「もう遊ばない」っていうと「遊ばない」っていう。
そうして、あとでさみしくなって、
「ごめんね」っていうと「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか、いいえ、誰でも。
ちっぽけな人間も聖徳大師の和を以って貴しと為す精神で団結すれば必ずや復興は叶うと言いたいのだろう。しかし民主党政権は皆が勝手なことを言い合い崩壊したのだった。
安倍総理大臣は地元選挙区・山口県第四区の演説で引用した詩。
わたしが両手をひろげても、 お空はちっとも飛べないが、 飛べる小鳥はわたしのように、 地面(じべた)をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、 きれいな音は出ないけど、 あの鳴る鈴はわたしのように、 たくさんなうたは知らないよ。
鈴と、小鳥と、それからわたし、 みんなちがって、みんないい。
和して同ぜずを言っているが、お友達を優遇し、他人は無視するアベノミックスと真逆の印象で外交辞令の類だろう。
朝焼け小焼だ、 大漁だ
大羽鰮(おおばいわし)の 大漁だ。
浜は祭りの ようだけど、
海のなかでは 何万の、
鰮(いわし)のとむらい するだろう。
五輪で金メダル、国民栄誉賞と大騒ぎをするけれども、酷税で苦しむ社会・経済弱者に視点が向かうのは長門市仙崎の金子みすゞに仏教精神が根底にあると思うのである。