比叡山に千日回峰行がある。バブル景気が弾けた平成4年に居士林の参禅会に参加して知った。故人の光永澄道和尚の近江八幡伊崎寺の早朝護摩供に数回参列した。
参禅の帰路、本坂を下ると途中に南善坊があり、住職が光永覚道大行満大阿闍梨で、光永流の行の後継者である。他に律院の叡南の名跡がある。最近、覚道師がNHK心の時代で報道された。
夜中に山中を30km歩くが、現代人は正確に測量して嘘と行者を非難する。千年以上前の相応和尚の時代は七里半であり、敗戦後の進駐軍の西洋思想に変換した際の不手際だった。
仏法は八の数字は満願を意味し、七里半は未完成の修行中の意味である。975日で行は終了し、25日分は余生の菩薩行である。
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