風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

大阿闍梨は生き仏 700号

2009年10月16日 09時59分33秒 | 比叡山
比叡山の千日回峰は五年目、700日が終了すると、九日間の堂入りが待っている。食・水・眠・臥を断つ荒行で大衆は三日で死ぬ。

満行して六年目は赤山禅院往復60キロを百日。七年目の前半百日は全行程84キロにおよぶ京都大回り、後半は山中回峰道30キロの合計975日で終了する。25日分は利他行のライフワーク。

土足参内は行の創始者・相応和尚が草鞋で駆けつけ、皇后の病気を祈祷で平癒させた故事に従う儀式である。

戦後13人目の東塔無動寺谷・玉泉坊流の北嶺大行満大阿闍梨・光永圓道師がその儀式を行った。

近江八幡・伊崎寺の光永澄道師の法嗣は、覚道師であり、弟子が圓道師の師資相承で永遠に継続し、大衆は生き仏・超人として崇める。

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