高齢者が通う恒例の夜座、和尚から座禅が様に成ったと誉められた。
自分でも苦痛を通り越した快感を体感していたから喜びの極み。
痛快な体育会系の若者が始めて参禅した。
茶話会の雑談、和尚から甥ですと老いたオイラに紹介された。
箱根駅伝で一年生の時、一区で最高記録をたたき出した人物。
慢心から二年、三年はブレーキになったと告白する。
四年の時、辞退を申し出ようと思ったけれども、友人・知人・先輩・後輩・一切有情の叱咤激励に発奮、一区の日本人最高記録をマークした。
駅伝は個人の記録ではない、タスキを選手一同でゴールに運ぶ連帯活動なんだと気が付いた。
素晴らしい言葉を聴いた。和尚にするべき青年だ。
営利企業も多くの人間の叡智を結集して、体力を活用、顧客満足のゴールにタスキを運ぶ事なのだと悟れば繁栄するだろう。