南極観測船は補給艦 ７４２号

インド洋補給支援活動の為、海上自衛隊の補給艦「ましゅう」と護衛艦「いかづち」が９日午前、舞鶴と横須賀を出港した。

新造南極観測艦「５００３しらせ」が１０日正午、東京・晴海埠頭を出航した。

「ましゅう」品川隆艦長は「５００２しらせ」の最後の艦長で、「５００３しらせ」の小梅三津男艦長は品川艦長の先代の「５００２しらせ」艦長である。５００２は白瀬氷河に因み、５００３は白瀬中尉に由来する。

「ふじ」も「しらせ」も文科省の予算だから南極観測船である。そして氷海と戦う最新鋭の武器は水鉄砲なのだ。

補給支援活動と衝突事故ばかりが目立つ自衛隊は、武力を行使しない平和憲法を遵守する優等生である。艦長は将来の将軍だろう。