世界最高齢の75歳で今夏のリオ五輪出場を目指していた馬術の法華津(ほけつ)選手は騎乗馬が体調を崩したため、日本代表を決める選考会に出場することができなくなったので、補欠選手にもなれない。
参加する事に意義がある五輪に、相棒の馬の健康を気遣う動物愛で参加しないことに意義を見出した精神こそが五輪の神髄なのだろう。
経済優先で混乱して日本流の古き良き日本のオモテナシがダイナシになった東京五輪は開催権の返上こそが五輪精神に適う。
東日本大震災や熊本地震で体調を崩した日本の復旧を優先する優しい手綱さばきを期待するが、騎手の人間性が悪くて叶わぬ望みだろう。