仏教では不苦不楽の中道を推奨する。世間で流行の「有・無」あるいは「常・無常」の二者択一の「かたより・こだわり・とらわれ」を戒め、三番目の思いを大切にする。
欧米の単身教社会はイエスかノーの選択を強要するが、曖昧模糊で決めない大和魂に往生し、祖国は経済大国になったのである。
「決める」を声高に自慢する政治は欧米からは称賛されるが、以和爲貴の聖徳太子の十七条憲法に反する。
鉄道も国鉄・私鉄に偏るより第三セクターが好ましい。
後期高齢者の運転免許更新時は認知機能検査が義務、「問題なし、認知症」には落第、「少し健全、少し認知症」の部類に組み込まれた。
75歳になって健全とは人道上許せないし、認知症ならボケ役に徹し世間に笑いを提供すべきだろう。
少し健全で、少し認知症の人間は慎重な運転に心掛け交通事故の減少に貢献し、自動車産業の繁栄に寄与する国民なのだから、講習料は最低に設定するのが仏教である。