伊予国の強欲非道な庄屋の河野衛門三郎、門前の修行僧を邪見に追い払った時、鉢が八つに割れる。
悪徳庄屋の八人の子達が次々に死んでいく不思議。
僧が空海と知り、悔い改め全財産を処分して、許しを請う旅が四国遍路順打ちの起源。
弘法さんにお会いできない日々。
老齢と成った三郎、追うのでなくお迎えしようと始めた逆打ち、阿波国焼山寺の杖杉庵で死の直前、大師が現われた。閏年だった。
善良な庄屋になる希望を語ると、弘法さんは手に衛門三郎再来と書いた石を握らせる。詳細は省略するが伊予の石手寺の縁起に繋がる。
閏年の今年に88番・87番・86番と逆打つ日帰りバスツアーに参加した。
名古屋7時20分に出発、東名阪・新名神を走り、草津SAで休憩、明石海峡大橋を渡り、淡路SAで休憩、鳴門大橋を通過、坂野ICの発心堂なる用具店で権大先達と合流、大窪寺到着が13時45分、長尾寺・志度寺を巡拝、16時30分に寺に別れを告げ、名古屋到着が22時20分。
36名の参加者、運転手2名、添乗員2名、権大先達そして弘法大師、同行42名の区切り打ち、経費は4880円。
偶然に石手寺から始めた四国遍路旅、過去に青春キップで瀬戸大橋を7回渡り、今回でようやく44ケ寺を超えた。古希までには満願する事が希望。
長尾寺で錦の納札を頂戴した。百回以上結願すると使用が許される貴重品、岡山市の高津さんご夫婦の署名がある。
五回目からは緑、八回になると赤、二十五回から銀、五十回から金。
68歳の誕生日、素晴らしい贈り物。ありがとう。
旅程時間記録
東岡崎6:16⇒名古屋駅7:20⇒亀山JCT8:10⇒信楽8:34⇒8:45草津SA9:00⇒天王山トンネル9:30⇒中国自動車道9:42⇒明石海峡大橋11:05⇒11:10淡路SA11:25⇒洲本11:50⇒鳴門大橋12:05⇒12:22坂東IC発心堂用具店(弁当積み込み)12:45⇒13:45大窪寺14:35⇒15:00長尾寺15:30⇒16:00志度寺16:30⇒発心堂17:10⇒22:20名古屋駅22:34⇒23:05東岡崎