NHK受信料値下げ法案、異例の「廃案」、コロナ禍で新番組制作が不可能、そんなわけでNHKは金余り、チャンネル過剰を持て余し、昔の映像や映画でお茶を濁す日々が続く。
鳴り物入りで始まった聖火リレーの中継も公園内を無観客で同じ場所の周回ではさすがに視聴料を浪費するのが憚れるのだろう、放映しないのは英断だろう。
震度3程度の地震発生、大々的に長時間報道する。被害探しに奔走し、報道を繰り返すが、他人の不幸は蜜の味なら悪魔の論理だろう。
3回目になるだろうか、「荒野の七人」の再放送を見た。好きな映画だから再三再四視聴できるのはNHKの好意なのだろう。
文明の利器なのか凶器なのか拳銃を駆使した権力闘争、どちらが勝っても結局は負け、最後に勝つのは太陽の光の下で母なる大地を耕し、食料生産に精進努力する自然の恵みに感謝満足する己唯足るを知る農夫こそが勝利者。
工業立国、観光立国は厭離し、自然と同化し食料を生産する農業立国を欣求する、「荒野の七人」で洗脳される老人の日本の未来像なのだ。
日本全国に農夫が満ち溢れる緑豊かな国土は理想郷と思うのである。