風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

あーへんの里

2012年07月27日 04時27分10秒 | 随想

広田川の肥沃な田がある広田、磐越西線の駅が先に命名、音が同じ幸田、国道23号岡崎バイパスの道の駅・筆柿の里を見学した。

筆柿は1本の木に甘柿と渋柿が同居するからその仕訳技術が商品価値を高める。事業仕訳に失敗した民主は崩壊の危機にある。何が必要で、何が無駄か。

近くの西尾市平原にある滝を訪れる。静かな里山の中に有る。

高さ5mの大滝と2mの小滝からなり、小滝は閏年は13本の竹樋の水路から水が落ち、信者が滝行をする人工滝。平年は12本。

清和天皇の御世、比叡山の座主慈覚大師円仁がこの平原の里に一夜の宿をとり夢のお告げで発見し、飲めば長寿、うたれると難病を克服する霊験があるが最近は周辺の過剰開発が故に水質悪化、飲むと早死にする。

周辺は平原の里として遊歩道が整備され、展望台、キャンプ場、徳山ダムで水没した合掌民家を移築した休憩所等々色々有るが休憩所は無の里なる名前を頂く。百円の西尾茶老婆お手前を頂く。縁側から涼風が入り、ほのぼのと心安らぐ。

駐車場に隣接するじゃんだらりんなる茶屋から突然演歌カラオケが聞こえてくる。滝の傍の薬師如来様もさぞや吃驚だろう。

あーへんは三河弁で無いこと。

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