富裕層が有終の美を飾る鉄道旅は特別急行列車やななつ星in九州・四季島・瑞風の豪華寝台列車を選択するが、貧困層のイタチの最後っ屁の旅は格安な在来緩行線である。
優劣は付け難く、各人の価値観で皆違って皆良いのだろう。
昨年末から正月に、飯田線豊橋~辰野と山陽本線神戸~門司を乗車した。
飯田線には赤木~沢渡にJR最急勾配の40‰があり、山陽本線には瀬野~八本松に23‰程の連続急勾配区間の峠越えの難所が存在する。
山陽本線では極端に速度が落ち不都合が生じたのかと不安になるのは前後が平坦で高速走行し瀬野八で極端な減速が有るのが原因。反面、飯田線は全線が減速運転だから気付かない。
金メダル獲得が多過ぎると目立たない、五輪も本線から地方交通線に格下げになったのだろう。