南総里見八犬伝の伏姫の自害で飛散する水晶数珠の玉の文字は仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌。
仁の博愛、義の道理、礼は敬意、智は賢明、信は帰依。
仁と義は儒教の根本理念。
他人に対する親愛の情・優しさ、重い荷物を負って坂道を登る老人の荷物を肩代わりする[仁]、己を忘れ他を利する[義]はボランテイア。
仁義無き戦いは他人を無視する我利我利亡者。清水港の次郎長は弱気を助け、巨悪に立ち向かう仁義を切った。政治屋は巨悪で国民を苦しめる。
滅私奉公は聖職者の神聖な行為、凡人には不可能、生活がある。
善良な市民は己に半分、他に半分の中道を行く道理をお釈迦様は推奨する。