京都の鞍馬山の六角石畳の三角石に立ち、両手を広げると奇跡が起こる。信じるものは救われる。行列が出来る賑わい。
景気低迷の今日この頃、森の天然自然の神秘に見せられるオカルト信仰。
オカルトはラテン語で隠されたモノ、19世紀のキリスト教会が異教をオカルトと定義した。
景気が良い事を善とするなら不景気はオカルト、目に見えない手に持てないモノを優先すれば金を神とする経済はオカルト。貧乏神を信じれば貧乏は極楽。
モノ創りの税収に頼った好景気、パワースポット巡礼の観光による税収、税金としては同じ金。
モノで栄え、心が荒んだ世相に疑問を投げかける流行。オカルトブームは心の時代の到来を告げる。