
10数年前に四国遍路旅に魅せられて青春18きっぷで四国に渡り、徒歩で断片的に巡礼した時に、84番屋島寺から85番八栗寺の途中に壇ノ浦なる地名が有った。驕る平家は久しからず、平家滅亡の戦場の地と思い込んでいた。
3年前の正月に青春18きっぷで国鉄時代の最西端駅のたびら平戸口に向かう途上に門司港駅を訪れた。
早鞆ノ瀬戸の関門橋が見え、780米先は本州下関でそこが壇ノ浦、平家滅亡の激戦地だったことを知った。近くに国道二号の関門海底トンネルがあり、両端をエレベーターを利用すると海底部780米は人道で歩いて本州から九州に渡れる。
海を歩いて渡るのは面白い、フルムーン夫婦グリーンパスで九州周遊の時に歩こうと決めたのであるが、熊本大地震で豊肥本線が、集中豪雨で肥薩線が不通となり、コロナ禍が猛威を振るい、延期を余儀なくされている。
夢幻と成っても別に困らないのは、東京五輪と同じであるが、大きな違いは赤字になる事が無いから国税を浪費する事が無いのである。