風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

青春の思い出 874号

2010年02月12日 04時48分06秒 | 随想
大東亜戦争の終戦前年の1944年、何もない世界、無の世界に誕生した。
 
1964年の20歳は東京オリンピック。東洋の魔女、マラソンのアベベ。円谷幸吉の活躍。東海道新幹線や高速道路が完成した。丹下健三の国立代々木競技場の吊屋根構造の屋内プールを思い出す。

1970年は26歳でEXPO’70・大阪万博の年。6400万人の観客を集めた大成功の博覧会である。岡本太郎の太陽の塔が、丹下健三が設計した「お祭り広場」の大屋根を突き抜け聳えていた。

池田勇人と佐藤栄作の官僚政治の時代の延長上を生きた人生。その印象が全てだった。

2010年の65歳、経済戦争の終戦の年、禅寺の無の世界に遊ぶ。無に始まり、無に終わる。

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