1000万円の生命保険に加入、10年経過して更新時期が到来した。
生命価値を維持するには保険料が倍額、保険料を変更しないなら500万円の人間に成り下がる。
死亡保険金の支払いの確率が高まり、会社の利益が減少するリスクを回避する株式会社の論理、相互会社はボランティア。
第一生命の株価が大暴落の日本は希望がある。オイラは株主、軽率だった。万人が避けられない死を商売にするなら、人を殺す武器を売る商人と変わらない。
死人の必要経費は六文銭。アメリカ資本主義の掛け捨ての低額保険が正解とは皮肉な話である。
担当者の熱意に敗北し、残る桜に金を残すオイラは散る桜。