世間では10連休と言って大騒ぎ、365連休の老人にとっては大した問題ではない。連休が平常だから平常心で過ごすのである。
当面の大問題は三日前から行方不明の眼鏡の捜索である。思いつくまま気の向くまま四方八方を調査するも未だ見つからない。
四年前の誕生月の割引券で手に入れた5千円程の品であるが、愛着のある貴重品。
近くを見る老眼鏡が主役で遠くを眺める近眼鏡が無いからと言って不便は感じないが、運転免許条件違反となり、違反点数2点・反則金7千円の防止が主な役割、しかしその件で検挙されることはないだろう。
コンタクトレンズが有るのでお巡りさんの関心事ではない。
他の軽微な違反の時、免許証を取り出す時に、老眼鏡を装着すれば済む話、老人は楽観的に考えることが必須である。